高い浴室改修のニーズ
介護施設等における改修・改善したい設備および浴室における困り事のアンケートを実施
-「いい風呂の日(11月26日)」にちなんで-
積水化学工業株式会社
積水ホームテクノ株式会社
積水化学工業株式会社(代表取締役社長:加藤敬太)の100%子会社である積水ホームテクノ株式会社(代表取締役社長:田中伸弘、以下「積水ホームテクノ」)は、介護浴室wellsの設計士向けサイト「wells Architect CLUB」で実施した介護施設等における改修・改善したい設備および浴室における困り事のアンケート結果をとりまとめました。
アンケートは2024年8月~12月の期間で、介護施設等の経営者、施設管理者向けのセミナーに併せて、全国198施設、約200名の回答を得ることができました。
【改修・改善したい設備】(複数回答)
- 開設から15年を超える施設では、「特になし」の回答は3割未満、具体的な改修ニーズが顕在化
- 開設20年以上になると天井・床・壁や電気・空調設備・エレベーターなどの改修ニーズが高まる
- 「浴室(個浴)」は全年数帯で一定の構成比があり、継続的な改善ニーズが存在
- 開設20年以上の施設では個浴が11件、老朽化や使い勝手の課題が背景にあると推察
【改修・改善したい設備】(複数回答)
改修・改善したい設備で一番優先したい設備(単一回答)において、浴室(個浴)・浴室(大浴場・機械浴室)合わせた改修ニーズは31.8%となり、安全性・介護負担・利用者満足度の観点からも優先度が高いことが伺える
【個浴室に関する困り事】
- 開設年数にかかわらず、「清掃の手間」が最多の困り事として挙げられている
- 脱衣室や洗い場の狭さが上位となっており、介助時のスペース不足が課題
- 脱衣室の手すり不足は、開設年数を問わず継続的に困り事として挙げられている
「清掃の手間」や「スペース不足」は、介助者の負担や利用者の安全性に直結する課題であり、改修優先度の高い項目として位置づけられる。
【詳細情報の掲載先】
その他、wells Architect CLUB内では、改修・改善したい設備で一番優先したい設備の選択理由、共用で使う「特殊浴室(機械浴室・寝台浴・座位浴)」の困り事(複数回答)、個浴室と特殊浴室における困り事との比較についてなど、詳細のアンケート結果も掲載しています。
会員登録(無料)の上、ぜひご利用ください。
積水ホームテクノ 介護・自立支援設備wells 設計士向けサイト【wells Architect CLUB】
https://wells.sekisui-hometechno.com/member/
(ご参考1)
【積水ホームテクノ 会社概要】
積水ホームテクノは、開発・設計・製造・施工・アフターメンテナンスまでを一貫して行うユニットバスの専門メーカーです。「お風呂」を起点とし、住・社会におけるお客さまの課題を解決し、ともに成長できるパートナーとなり、豊かな暮らしづくりのをお手伝いします。
日本の浴室文化をリードする積水ホームテクノの「3つの業界初」
『プラスチックの浴槽の製造』『戸建用のユニットバス』『お風呂にバリアフリーの考え方』
中でも「wells(ウエルス)」は積水ホームテクノが手掛ける介護用浴室ブランドの総称。自立入浴・介助入浴からリフト浴まで一つの浴槽が『可変』することで、ご利用者さまご自身の変化への対応だけでなく、施設全体としての必要なサービス内容・サービス量の変化に柔軟に対応いたします。
(ご参考2)
積水ホームテクノ 介護・自立支援設備wells 設計士向けサイト【wells Architect CLUB】
10,000施設以上で導入されている積水ホームテクノの介護用ユニットバスwellsの設計に必要なCADデータはどなたでもダウンロード可能!
介護浴槽(機械浴槽)タイプ【大型ユニットバスKGS-F】はBIMデータも掲載しています!
KGS-Fの特徴
- 13サイズをラインナップし、様々なプランへの活用が可能に
- 天井高は2169mmと2400mmの2種類を用意
- 床への水の溢れ防止に75Aの排水トラップを2ヶ所設け、毎分300ℓの排水処理能力を実現
- 断熱材サンドイッチ構造で高い断熱性を実現した滑りにくい床
- 部材を工場で製造し、現場で組立てするため短工期施工が可能に