小規模多機能型居宅介護 土浦の里 様
小規模多機能型居宅介護
土浦の里 様
リース活用
介護負担減少
新規利用者さんの獲得に効果絶大!!リフトキャリーの導入で利用者数が増加、入浴に対する職員の主体性も向上!!
若人と幼児教育の総合学園として、茨城県内で専門学校・幼稚園・保育園を複数展開している学校法人沼田学園様。土浦の里は、法人内で唯一の介護事業所であり、土浦市内では最も古い小規模多機能型として地域を支えてきました。今回、メンテナンス付きリースを活用し、WLCを導入。導入後、新規利用者さんの獲得に大きく貢献をしています。
入浴環境が不十分で利用者獲得が伸び悩み
WLC導入前は、週3回の入浴しか提供しておらず、重度者はシャワー浴が中心でした。そのため、認知症の利用者さんなどはシャワー浴を嫌がり、抵抗するケースなどが見られました。
また、職員の負担も大きく、安全に介助することが難しい状況でした。さらに、入浴環境が不十分であることが理由で、新規利用者の獲得が伸び悩んでおり、定員25名に対して、利用者数が17~18名で停滞しており、重度になったら、他の施設に移ってしまうという状態でした。
WLC導入で自信を持って営業が可能に
WLCが導入されたことで、「入浴希望の利用者は多いが、それに適した設備がなかった」ということが明確になりました。特に男性利用者さんの「お風呂だけ入りたい」というニーズに応えることが可能となり、従来の「小規模多機能型=総合的な介護サービスの提供」から、「入浴支援を重視した事業所」としての役割が強まりました。
営業面では「入浴設備が充実している事業所」としてのアピールができるようになり、新規利用者さんの獲得につながりました。
それまでは利用者さんの介護度が上がっても対応できない事がネックでしたが、WLCの導入で利用者さんや家族さんに自信を持って案内ができるようになりました。
丁度、寒い時期と重なったため、『湯船に浸かりたい』というニーズにお応えすることができ、現在の利用者数は定員の25名まで増加しました。
入浴に対する職員の意識・主体性が向上
WLC導入前は、職員の介助負担や腰痛リスクへの配慮から、「重度者の入浴できない利用者さんはシャワー浴で対応」という考えが広まっており、事業所もそれを受け入れる形で運営していました。
以前は「最低限の対応をすれば良い」という意識でしたが、WLC導入後、入浴できることで、喜ぶ利用者さんを目の当たりにして、「どうすればもっと喜んでもらえるか」を考えたサービス提供へと変わりました。
WLC導入による働き方やサービスの質向上
WLCの活用により介助の負担が減り、職員の抵抗感が薄れたことで、「毎日入浴を提供する」という新たな発想が生まれ、サービスの質が向上しました。以前は週3回の入浴日しかなく、1日あたり14〜15人の介助が必要でしたが、毎日提供することで1日の入浴人数が減少し、総入浴者数は増加。利用者の満足度向上につながりました。
また、WLCによるスムーズな介助で職員の体への負担が軽減され、「腰痛が当たり前」だった状況が改善。職員が長く働ける環境が整いました。
さらに、新規利用者の獲得にも大きく貢献してくれており、導入の効果を実感しています。
導入の理由
- 重度利用者さんでも安心して入浴できる環境を提供するため
- 湯船に浸かりたいという利用者さんの想いに応えるため
- 職員の負担軽減と安全確保のため
活用法
- 利用者さんの満足度向上 ・職員意識の向上
- 入浴回数の増加 週3回から毎日入浴提供をする環境へ
- 利用者数の増加 定員17~18名→25名へ
導入時の工夫
- 導入の目的とメリットについて職員全員に説明を行った
- 操作に慣れるまでの時間、適切な利用方法、介助の流れ等 を具体的に説明し、予測される課題の対策を行った
Data
| 施設名 | 小規模多機能型居宅介護 土浦の里 |
|---|---|
| 事業者 | 学校法人沼田学園 |
| 所在地 | 茨城県土浦市中央2丁目6−27 |
| 定員 | 27名 ※25名から27名へ変更(R7年2月) |
| 開設日 | |
| ご採用システム | KG4-2020 2台 ウェルスリフトキャリー1台 |