介護事業者導入事例 特別養護老人ホーム 可部南静養園 様

介護事業者導入事例 特別養護老人ホーム 可部南静養園 様
多機能加湿器

リース活用で10ユニットに多機能加湿器を同時導入
月450時間の業務時間削減に成功

みんなで生活しながら「自分ペース」も大切にをモットーに、お一人おひとりの生活ペースやリズムを考えながら心のこもった質の高いサポートをお届けする可部南静養園様。
各人の生活リズムを大切に考え、できる限り食事や入浴時間は希望を尊重。そのために、職員の時間創出に役立つ多機能加湿器を導入し、活用されています。

家庭用加湿器では給水・乾燥に手間がかかるも効果が実感出来ず・・

各ユニットに家庭用加湿器を置いており、多い時で1日に4回の給水が必要でした。それでも湿度が上がらないためバスタオルを1日に4回干しており、かなりの手間が取られていました。ただ手間の割に効果はあまり感じられませんでした。

また、レジオネラ菌対策※として使用後に毎回、加湿器を乾燥させる手間も取られていました。しかし、乾燥させていても実際にちゃんと乾いているのか確認ができないため、不安もありました。

※レジオネラ菌対策
2017年12月~18年1月の間に大分県の特養にて超音波加湿器を原因としたレジオネラ感染が発生
3名感染(内1名死亡)

お試しデモで効果を実感!!湿度20%台が40%台後半に

上記、問題を抱えるなか2018年10月に行われた展示会で多機能加湿器を知りました。業務用ながらも移動式である点や自動で乾燥する機能など、欲しかった機能が搭載されており、さらにデモも出来るということで1度試してみようということになりました。

実際に使ってみると通常時は湿度20%台だった場所が40%台後半になるなど効果を実感しました。職員からも「いつもと全然違う」という驚きの声が上がりました。現在も付けていないとすぐに体感できるぐらい違いがわかります。

リースを活用して10ユニット全てに導入

デモして職員から高評価を得たのは良かったですし、加湿だけではなく消臭機能もあり、通年使えるため、なるべく早く導入をしたいと思っていました。

実際に導入前までに「まだですか?」と何回も職員に聞かれたぐらい、職員は楽しみ待っていました。ただ、10ユニット全てに導入するにはそれなりの金額もかかるためどうしようかと思っていた際にリース提案を受け、すぐに活用を決めました。

1日15時間以上、月450時間の業務時間削減に成功!!

多機能加湿器導入前は、1日4回の給水やバスタオル干し、使用後の乾燥ということで大体1時間半以上の時間が各ユニットで費やされていました。それが今は日によって2回給水することもありますが、だいたい朝に給水をしたらそれで終わりです。時間的コストでは十分に元が取れていると実感しています。

また、家庭用加湿器は毎年、梅雨前に一旦分解して、清掃、乾燥、保管という手順を取っていましたが、多機能加湿器は通年使えるから片付けなくても良いというのも大きいです。導入して本当に良かったと思っております。

各ユニットの共同生活室に設置
加湿・消臭・除菌・空清 1台4役の加湿器

導入の理由

  • 湿度が20%台と低く、対策しても効果が実感できなかった
  • 給水・バスタオル干しにかなり手間を取られていた
  • レジオネラ菌対策としての乾燥作業も大変だった

活用法

  • 2019年9月より各ユニットに1台づつ設置
  • 朝食開始前から運転を開始

導入後の変化

  • 湿度が40%台後半をキープできるようになった
  • 給水作業が4回 → 1~2回に
  • 1日に1時間半以上の時間が削減
  • 通年使えるため、片付けと準備が不要になった

Data

特別養護老人ホーム 可部南静養園 様 会社情報
施設名 特別養護老人ホーム 可部南静養園
事業者 社会福祉法人広島県同胞援護財団
所在地 広島県安佐北区可部南2-19-33
定員 入所80名・短期20名・デイサービス35名
開設日
松田主任介護士
施設外観