介護事業者導入事例 小規模多機能・サービス付き高齢者向け住宅 コスモス遠見塚マルチケア 様

介護事業者導入事例 小規模多機能・サービス付き高齢者向け住宅 コスモス遠見塚マルチケア 様
介護負担減少

利用者様の入浴満足度向上を目指して!!湯船の中でも姿勢の安定感が抜群のウェルスリフトキャリーチルトを活用!!

仙台市で9業種の介護関連事業、計28事業所を運営しているコスモスケア株式会社様。
週休3日制導入(年間休日154日)や車がないスタッフさんを最寄り駅から職場まで送迎、勤続年数に応じて沖縄旅行やハワイ旅行のプレゼントなど先進的な取り組みを行っており、ハード面では利用者様の安全・安心と介助負担軽減のためにWLC-Tを採用しています。
※WLC-T=ウェルスリフトキャリー-チルト

利用者様の入浴満足度と安全な入浴行為を支援するために導入

介護施設や高齢者向け住宅において、利用者様のお風呂のニーズは非常に高いです。コスモス遠見塚マルチケアでは開設当初より、自立から看取り対応までを見据えて、利用者様の入浴満足度と安全な入浴行為の支援に対応できる機器を導入したいと考えておりました。

仮にWLC-Tがなければ、例えば体格のよい男性で足が上がらない、立位が取れない等があれば二人介助でも不安ですし、水場であるため、足元も滑りやすくスタッフも怪我をするリスクが出てきます。そうなるとここでは入浴が出来ませんという回答をせざるを得ません。

また、1日で何人もの方の入浴介助を行うため、移乗介助1回で洗体~入浴まで行えることは、介助負担の軽減に非常に役立っています。以前、勤めていた施設でも機械浴はありましたが、入浴させるには二人で介助する必要があり、移乗回数も車椅子→シャワーキャリー→浴槽となり、出てもらう時は反対の手順となるため、移乗が4回必要となり負担も大きかったですが、WLC-Tを使えば女性介護員でも安全な入浴介助が一人で出来ております。

事前研修で「声掛け」の重要性を再認識

開設前の準備期間中にスタッフ同士で事前研修を行い、介護者役・利用者役に分かれて練習を行いました。機器の操作はわかりやすく、取扱に慣れるまでどのスタッフも数日で可能となりました。

事前研修したことでリフトが上がる際やチルト機能を使用する際は、突然行うと驚いたり不安に感じる事を実感したため、事前の「声掛け」の重要性を再認識しました。開設後の入浴場面ではしっかりと利用者様にリフトを上げることやチルトをすることを「声掛け」して不安を取り除いています。

体圧分散され湯船の中でも快適な姿勢を保持

チルト機能は座っている利用者様の姿勢が楽になるため、WLC-Tを使う利用者様は湯船に浸かる際は、チルト機能を使うことを望まれます。また、湯船の中でも姿勢の安定感が担保されるため、安心して入浴してもらうことが出来ています。

通常、湯船の中で座りなおしたりするとお尻が滑ってずれてしまい態勢がフラフラしてしまう場面や足元に滑り止めがあったとしても姿勢がズレてしまうこともありましたが、チルトさせることで体重を背もたれと座面に分散しており、快適な姿勢で入浴を楽しんでいただけております。

ウェルスリフトキャリーチルト(WLC-T)

導入の理由

  • 利用者様の安全な入浴行為を支援する為。
  • 入浴による満足向上の為。
  • スタッフの負担軽減の為。

導入メリット

  • 利用者様の浴槽またぎによる転倒リスクの軽減
  • 移乗回数の軽減によるスタッフの負担軽減
  • 移乗介助に2名必要な場面も1名で対応可能となっている

リフトキャリーの使い方・工夫

  • 事前研修で介護者役・利用者役に分かれて練習
  • 導入時の講習と「簡単マニュアル」の活用
  • 洗体時は通常の状態で使用しており、入浴時にチルト活用

Data

小規模多機能・サービス付き高齢者向け住宅 コスモス遠見塚マルチケア 様 会社情報
施設名 小規模多機能・サービス付き高齢者向け住宅 
コスモス遠見塚マルチケア
事業者 コスモスケア株式会社
所在地 仙台市若林区遠見塚2-6-15
定員 小規模多機能29名・サ高住20名
開設日
ご採用システム
  • KGS8-2020(1400浴槽) 1台
  • KGS8-1620 2台
  • リフトキャリー(チルト) 1台
  • 洗面750 23台
坂井管理者
施設外観