浴室改修事例 特別養護老人ホーム 梅の香 様
浴室改修事例
特別養護老人ホーム
梅の香 様
リフォーム
浴室改修+ウェルスリフトキャリーチルト導入で介助負担を軽減・介助時間が縮減
職員さんに長く働いてもらう環境を整備!!
福島県南相馬市で3つの特別養護老人ホームやグループホーム・デイサービス・訪問介護・居宅介護支援事業所など地域に根差した介護を展開している南相馬福祉会様。
東日本大震災後、7年間の休止期間を経て2018年に再開された特別養護老人ホーム梅の香は様々な助成金を活用して1年に1箇所づつ積水ホームテクノのユニットバスへ改修しています。
お風呂を全部変えるなら積水ホームテクノのユニットバス
オープンから19年が経過し、設備がだんだん経年劣化してくるなかで、お風呂については、お湯の出が悪い、お湯の温度が上がらない、他にも壁や床、浴槽自体が劣化してダメになってきており浴室の改修を検討する必要がありました。一気に壊れてしまうとすぐに修理が出来るわけではないので1年に1箇所づつ、助成金等を活用しながら計画を立てて、最初に一番劣化が激しいユニットから改修を実施しました。
現在の浴室にはリフトはありますが移乗回数が多く、職員の負担が大きいと感じていました。
※WLC-T=ウェルスリフトキャリーチルト
また、リフトを選定する際は、利用者さんの中にはどうしても座位が崩れる方がおられるので、その際に少しでもリクライニングするほうが座位が崩れないし、そのままの姿勢で普通の浴槽に入浴頂けると思いチルトを選定しました。
体の負担・疲労感が減り入浴介助時間も30分縮減
以前の浴室には中央に浴槽があり、洗体をするスペースが狭かったのですが、新しい浴室はスペースが広く利用者さん、職員にとっても過ごしやすい空間になりました。また、以前は浴室の中に掃除用のブラシ等を置いてましたがリラックス空間に対してふさわしくないということで置き場所を変え、環境を整える機会になりました。
浴室を改修したことでの大きな効果は、利用者さんが新しいお風呂に入浴できることで喜んでいること。また、チルト機能を使う事で前傾姿勢になっていた利用者さんが安心して入浴頂けるようになったこと。そして、介助負担が軽減し、30分も介助時間が短くなったことです。1人で3名の入浴を行いますが以前の浴室では移乗回数が多く、その分、抱上げる時間が取られていました。また、身体への負担が大きいため疲労を和らげるために入浴介助の合間に適宜休憩を取っていましたが今は移乗回数が少なく、体力的に休憩をとる必要もなくなりました。
今後は長く働いてもらう環境を整えていかないと続けれなくなるため人材定着の観点からも改修して良かったです。
WLC-T導入の理由
- 幅広い対象の利用者さんに使用することができるため
- リクライニングすることで座位が崩れないため
WLC-T導入時の工夫
- 事前に職員同士でお互いに操作の仕方を練習
- マットシートの留めピンの置き場を事前に決めた
WLC-Tのメリット
- リフト操作が簡単。2~3回程度で使いこなしできる
- 前傾姿勢の利用者さんが安心して入浴することができる
Data
施設名 | 特別養護老人ホーム梅の香 |
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事業者 | 社会福祉法人南相馬福祉会 |
所在地 | 福島県南相馬市小高区小高字金谷前81番地 |
定員 | 60名(特養50名+ショートステイ10名) |
開設日 | |
ご採用システム |
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