浴室改修事例 デイサービスアリエス 様
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デイサービスアリエス 様
リフォーム
開設からわずか3年半で大浴場改修!利用者と施設の将来を見据え思い切った決断!!

もりやまファミリークリニックを母体として、名古屋市守山区にて住宅型有料老人ホーム、デイサービス、訪問介護、居宅介護支援事業所を展開する合同会社トライスター様。口コミ評判だけで有料老人ホームが満室になるほど地域から支持を受けています。さらなる飛躍のために浴室改修を行い、利用者ニーズに応えて連結浴槽を採用しています。
利用者と施設の将来を見据え開設から3年半で大浴場を改修
開設時から大浴場しかなく、深くて跨ぎがしにくいなど、安全面でリスクがありました。また、利用者のプライバシー保護やゆっくりと入浴できる環境を提供したいと思っていました。水光熱費については、水道代が多くかかっていました。それらを踏まえ、長い目で見た時の経済的な負担や、今後の介護業界の状況を見据えたときに外部の利用者を呼び込むメリットなどを検討した結果、開設からわずか3年半でしたが改修を決断しました。
利用者の身体機能維持を前提に少し工夫すれば入浴できるお風呂を選定
機械浴ではなく、利用者の身体機能維持を前提に少し工夫すれば入浴できるお風呂を探していました。元々、積水のお風呂はシリウス(併設の有料老人ホーム)が利用していたので知っていました。当時の利用者の身体状況とマッチしており、導入に至りました。また、車椅子などの利用者がゆっくりと入浴できる機械浴の座浴が欲しかったので、ウェルスリフトキャリーを選定しました。改修工事は、GW期間に改修を実施し、3営業日お風呂をお休みした程度で通常営業に復帰しました。一番大変だったのは、利用者の要望や希望に添えるように工事日程の調整をしたことでした。
スタッフのADL観察力とケアのレベル向上に一役
大浴場の際は二人のスタッフがマンパワーで入浴させていましたが、個浴に変えてからはスタッフ同士で利用者のADLを話し合うようになりました。入浴のさせ方を考える習慣がつき、ケアのレベルが上がりましたね。
また、お風呂の時が様子観察をするのに最適なのですが、皮膚の異常とか皮下出血のような身体的な変化の気づきも増え、報告・対処がスムーズになったと思います。



導入の理由
- 大浴場では安全面やプライバシー保護などの懸念があった
- 利用者がゆっくり入浴できる環境を提供したかった
- 水光熱費が多くかかっており長期的な経済負担軽減を狙う
- 外部の利用者の呼び込みの効果を狙う
活用法
- ADLに合わせ個浴とウェルスリフトキャリーを使い分け
- 将来的には機能を活用し、一人の職員で二人の利用者を見守り
導入後の変化
- 入浴方法を考える習慣がつきADL観察とケアレベル向上
- 身体的な異常や変化に気づいたときの報告が習慣化した
- 水光熱費年間で50万円削減
Data
施設名 | 住宅型有料老人ホームシリウス併設デイサービスアリエス |
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事業者 | 合同会社トライスター |
所在地 | 名古屋市守山区瀬古1丁目610番 |
定員 | 34名(デイサービス20名) |
平均介護度 | 3.5~6 |
開設日 |

