介護事業者導入事例 特別養護老人ホーム やすらーじゅ瑞穂 様
介護事業者導入事例
特別養護老人ホーム
やすらーじゅ瑞穂 様
利用者に合わせた可変性・利用者満足度アップ
一人ひとりのご希望・ADLに合わせながら7割の利用者さんがウェルスリフトキャリーを活用して入浴
生きる喜びと安らぎが生まれ、いつまでもいつまでもそのひとらしく生活ができる場所をモットーとするやすらーじゅ瑞穂様。
開設当初から1400浴槽にウェルスリフトキャリーを導入し、生活される利用者さん、一人ひとりのご希望に沿った入浴方法を実践しております。
スムーズに導入を行うためにWLCの取扱い説明を複数回実施
開設当初から連結浴室(1620浴室+2020浴室)の2020側にWLCを導入しております。開設時の忙しさも考慮したうえで、スムーズに導入を行うためユニットリーダーは、メーカーからの取扱い説明を2回受け、職員は1回説明を受けて利用の開始をしました。
その後も新規入職者が初めてWLCを使う際はリーダーが一緒に付いて、入浴ケアについてのアドバイスを行いながら、実践をしてもらい覚えていってもらいました。
※WLC=ウェルスリフトキャリー
一人ひとりのご希望・ADLに合わせた入浴方法を実践
WLCと他の中間浴を比べると、WLCは個人個人のADLに合わせられるのが良いところだと感じています。ある程度、自立している方の場合、ただ座っているだけではなく自分でお尻の位置などを動かしたり出来る為、本人にとっても楽なポジショニングがとれることは良いことだと思います。職員側としても利用者さんに動いてもらえる所は動いてもらいたいという考えがあります。
WLCの活用エピソードとして、入所後に腰を悪くされて、それまで個浴で入浴されていた方が浴槽への跨ぎが難しくなり、WLCを使って入浴という形に変わりましたが、WLCは高さ調整が容易で本人がかがむ必要がないため、他の方法に比べ痛みの軽減になるようで安心して入浴出来て喜んでおられるといったものがあります。
他にも入浴時に一人でくつろぎたいという希望の利用者さんの場合などWLCは腰ベルトや体を支えるアームサポートがあるので、ドアを10~15cm開け職員は脱衣室で洗濯物をたたんだりしながらの見守りケアを行っています。
勿論、細心の注意を払ってますし、他の入浴方法で目を離すことは危険なのでしておりません。中にはご自分の足腰に自信がなく、個浴よりもWLCで入りたいという利用者さんもおり、WLCを活用しながら一人ひとりのご希望・ADLに合わせた入浴方法を実践しております。
WLCなら転倒などのリスクと精神的負担は軽減
利用者さんにとっていつまでも個浴で入浴して頂くことは、非常に大切なことだと思います。一方で職員側からすると、個浴利用者さんへのケアは、目を離すことは出来ないですし、体力を使っています。中腰姿勢で身体を支えたり浴槽から出る時などもとても大変です。滑るし危険なので気を遣う部分が多く神経を遣うため、精神的にもきついです。
その点、WLCを使用しての入浴では、転倒や転落等のリスクと精神的負担は少ないと感じています。 現在、担当している2階フロアは2ユニットで20名の利用者さんがおられますが個浴6名・WLC14名・特浴0名という比率で、仮にWLCがなくなったとすると、入浴介助が回らなくなってしまうのでゾッとしますね(笑)導入の理由
- 開設当初から1400浴槽にWLC5台導入済み
活用法
- 一人ひとりのご希望・ADLに合わせた入浴方法を実践
- 約7割の利用者さんがWLCで入浴
導入後の変化
- 転倒や転落等のリスクと精神的負担は少ない
- コミュニケーション取る方は個浴よりWLCの方が多い
- 移乗回数が少ないため利用者さんの負担も少ない
Data
施設名 | 特別養護老人ホーム やすらーじゅ瑞穂 |
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事業者 | 社会福祉法人さくら瑞穂会 |
所在地 | 埼玉県川越市渋井219 |
定員 | 入所100名(短期入所含む) |
平均介護度 | 3.7 |
開設日 | |
ご採用システム |
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