介護事業者導入事例 特別養護老人ホーム サンホーム大庄西 様
介護事業者導入事例
特別養護老人ホーム
サンホーム大庄西 様
介護負担減少
ウェルスリフトキャリーの効果を実感!!
使いやすさや安全面を評価し全個浴にウェルスリフトキャリーを追加導入!!

「働きたい」という方を応援するために約80通りの勤務形態を用意し、食事補助費や有給を取りやすい環境を整え、職員が働きやすい環境を!とするサンホーム大庄西様。
開設から5年が経過するなかで重度化が進み、特浴利用者が激増。それに併せて腰痛持ちの職員さんも増加するなか、WLCを導入して介助負担軽減に取り組みました。
※WLC=ウェルスリフトキャリー
個浴・中間浴・特浴の3種類の浴室を有しても重度化が進み特浴中心に…
施設開設時には、個浴6台、中間浴6台、特浴3台と浴室は3種類あり、浴室環境は充実しておりました。開設から5年ぐらい経つと利用者さんの重度化が進み、入浴方法も特浴が中心へと変わりました。もちろん中間浴も6台あるため、中間浴を活用しておりましたが、浴室が狭く職員も利用者さんも動きづらいということや、身体状況によっては抱え上げが必要になる場合もあり、安全面を考慮して結局、特浴利用に変更せざるを得ない状況がありました。
また、2ユニットで個浴1台・中間浴1台という中で、中間浴までの距離が遠く、そこまで歩行が難しいという利用者さんもおり、個浴で無理して2人介助で対応という状況もありました。そういった事もあり特浴の利用人数増加に伴ったバランスを取るために、18年にウェルスリフトキャリーを2台導入しました。
移乗回数の軽減・操作の簡易さ・安全性の高さ・利用者満足を実感
ウェルスリフトキャリーと中間浴の入浴介助を比較すると、移乗回数が少なく、腰に負担のかかるような無理な移乗介助が減ったため、腰痛予防には非常に効果があると実感しております。実際腰痛持ちの職員は大勢おり、WLCがないユニットでは、WLCを使用していない時間にあるユニットから借りてきて使用をするなどしておりました。
職員には使い方の研修に、基本参加してから使用をしてもらっておりますが、ボタン操作も簡単で注意事項については、フロアごとに別紙にまとめて分かりやすく注意喚起しているため、導入後に怪我や事故などは一度も起きておりません。
導入して良かったエピソードとして、腰の骨を骨折された利用者さんがおられ、その方は上下の動きは出来るのですが、横向きの動作が出来ないため特浴にも入れなくなっておりました。WLCはある程度の高さまで座面が昇降する為、低い位置からの立ち上がりをしなくて済むので車いすからの移乗がスムーズに行え、入浴を行うことが出来、利用者さんに入浴を楽しんでもらうことが出来ました。
身体・精神負担の軽減を実感し、多くの職員が追加導入を心待ちに
18年にWLCを2台導入しましたが、使ってみて職員の評判も良く、ユニット間で使いまわしの現状、移動時間や浴室の利用者さんの分散なども考慮して、19年には更に4台の追加導入を決めました。
入浴介助にかかる時間は少し長くなりましたが、それを差し引いても腰痛予防や安全確保の面でプラスになっていますし、以前は浴槽への出入りの際に足の剥離が起きていましたが、WLCを導入してからは同様の事故はなくなりました。事故リスクが減ったので職員の大きな精神的安心にも繋がっていますし、追加導入を非常に喜んでいる職員が多数います。


導入の理由
- 開設から5年経過し重度化が進み特浴利用者が急増
- 中間浴の浴室の狭さ、安全面での問題があった
- 個浴での2人介助に人手と職員の腰痛問題があった
活用法
- ADLに合わせた寝台浴・中間浴・WLC・個浴の活用
- 寝台浴・中間浴からWLCへの入浴に移行
- 約4割の利用者さんがWLCで入浴
導入後の変化
- 移乗回数の軽減による腰痛予防効果
- 利用者さんにより安全に入浴していただけるようになった
- ヒヤリハット・怪我件数の軽減
Data
施設名 | 特別養護老人ホーム サンホーム大庄西 |
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事業者 | 社会福祉法人博愛福祉会 |
所在地 | 兵庫県尼崎市大島3-9-1 |
定員 | 入所100名・短期20名 |
平均介護度 | 4.19 |
開設日 | |
ご採用システム |
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