介護施設等における改修・改善したい設備について
浴室における困り事について(ウェルスセミナーアンケート調査結果)
年数が経過した介護施設等における改修・改善したい設備について、浴室についての困り事を明らかにするため、介護施設等の経営者、施設管理者などにアンケートを実施しました。
調査方法や実施期間は下記の通りとなります。
ウェルスセミナーアンケート調査結果 調査対象
| 調査対象 |
介護施設・高齢者住宅の経営者・施設管理者等 |
ウェルスセミナーアンケート調査結果 調査方法
| 調査方法 |
インターネット調査(ウェルスセミナーアンケート調査) |
ウェルスセミナーアンケート調査結果 回答数
| 回答数 |
219名うち有効回答数198名 |
ウェルスセミナーアンケート調査結果 実施期間
| 実施期間 |
2024年8月8日~12月20日 |
ウェルスセミナーアンケート調査結果 対象エリア
| 対象エリア |
全国 |
回答者属性
出典資料『ウェルスセミナーアンケート結果』積水ホームテクノ調べ
回答者属性 (開設年数×サービス種別)
出典資料『ウェルスセミナーアンケート結果』積水ホームテクノ調べ
- 特養(広域)・グループホームの約半数が「開設20年以上」 特養(広域)43.8%・グループホーム47.2%
- 老健は「開設20年以上」が68.8%と圧倒的
- 特養(広域)・老健・グループホームは開設年数が古く、老朽化が進んでおり、改修のニーズが高い
- サ高住・地域密着型特養・小規模多機能は制度創設の影響で比較的新しい
改修・改善したい設備(複数回答)
出典資料『ウェルスセミナーアンケート結果』積水ホームテクノ調べ
- 開設から15年を超える施設では、「特になし」とする回答が3割未満となり、具体的な改修ニーズが顕在化
- 開設20年以上になると天井・床・壁や電気・空調設備・エレベーターなどの改修ニーズが高まる
- 「浴室(個浴)」は全年数帯で一定の構成比があり、継続的な改善ニーズが存在
- 開設20年以上の施設では個浴が11件 老朽化や使い勝手の課題が背景にあると推察
改修・改善したい設備で一番優先したい設備
出典資料『ウェルスセミナーアンケート結果』積水ホームテクノ調べ
- 開設15年以上になると「特になし」の回答比率が30%を切り、改修したい設備がなにかしらある状態
- 浴室(個浴)については開設年数に関係なく、一定数の改修ニーズがある
- 開設15年以上になると浴室(個浴)・浴室(大浴場・機械浴室)合わせた改修ニーズがトップ(特になし除く)
出典資料『ウェルスセミナーアンケート結果』積水ホームテクノ調べ
- 浴室(個浴)・浴室(大浴場・機械浴室)合わせた改修ニーズが31.8%となり、
- 安全性・介護負担・利用者満足度の観点からも優先度が高いことが伺える
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共用で使う「個浴室」の困り事(複数回答)
出典資料『ウェルスセミナーアンケート結果』積水ホームテクノ調べ
- 開設年数にかかわらず、「清掃の手間」が最多の困り事として挙げられている(困り事がないを除く)
- 脱衣室や洗い場の狭さが上位となっており、介助時のスペース不足が課題となっている
- 脱衣室の手すり不足は、開設年数を問わず継続的に困り事として挙げられている
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